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箸袋小話① 実在した福の神。

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江戸時代から明治時代にかけて【実在した福の神】とも言われた「仙台四郎」という方をご存知ですか。
損得勘定にとらわれずいつもいかなる時もニコニコ。散歩がてらでふと人のお店をほうきで掃いたり水をまいたり…
しかしなんとなんと、彼が立ち寄るお店はたちまち大繁盛(!)したそうです。

なおそんな四郎さん、お店の物を勝手に拝借したり食べたりもあったそうですが、彼の人柄を知ってか誰もとがめたりしなかったそうです。
賢明なお客様はくれぐれもマネしないでくださいね、少しややこしいことになります(笑)

難しいことはさておきニコニコ笑顔で人に優しく(自分にも)、目の前の事にコツコツと一生懸命にやることが大事なのかと(ちょっと工夫して)最近つくづく思います。難しくしているのは意外に自分自身なのかもしれないですね。
個性満載のおばちゃんたちにいじられながらも美味しいおうどんを召し上がっていただけるように<うどん道>に励みたいと思います。
そんな<うどん道>の先で仙台四郎さんに会えたら良いな、と想う煩悩の塊、店主の小話でした。(ちょいちょい小話挟みます)